『屁理屈無し 社長のための時間の使い方』感想レビュー|仕事に追われず価値を上げる術とは

大事なのは生産的な時間を意識

この本は、成功する社長になれる意識改革と、人生を無駄にしない有益な生き方が紹介されています。

真に成功したい人、大きな企業へと成長させていきたい人に向けた本です。

社長の悩み

そんなことで悩んでいる経営者はぜひ一度読んでみるべき1冊でしょう。

今回は、社長の時間の使い方を最大限に有益なものにするための啓発本『屁理屈なし 社長のための時間の使い方』をご紹介します

著者は競馬騎手 兼 キャリア35年のマーケター⁉

ダン・ケネディ
35年のキャリアを持つダイレクトマーケティングの権威。 数千億円規模の企業や起業家に伝えている。 年間100試合以上出場している競売の騎手という異例の経歴を持つマーケター。

こんな人におすすめ

  • 経営者
  • 起業家
  • 時間に追われているビジネスパーソン

Ao数多くの企業のトップへの取材経験のあるAoが独自目線で『屁理屈無し 社長のための時間の使い方』をご紹介します。

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実行すれば社長の時間の価値は上がる

タイトルの通りこの本に書かれていることを屁理屈は捨てて実行すれば、いままで絶対に無理だと思っていたあなたの時間や価値を周囲が守ってくれるようになるでしょう。

この本に書いてある最も重要なポイントは、生産的な時間を守ることです。

著者は、忙しい社長の意識を変えるには、人生の時間を数字に置き換え、明確に意識する必要があるといっています。

時間の価値を出すには

時間の価値が分かれば、無駄な時間なのか、必要な時間なのか、時間を割く前に判断できるというのです。

具体例を見てきましょう。

たとえば目標年収2000万円の社長がいたとします。

社長というのは、純粋に自分の仕事のために避ける時間は1日3時間もあればよいほうでしょう。
(※世界50社のトップが純粋に自分のために使用できる時間は1日28分といわれています)

そこで、年収2000万円の場合の時給換算をしてみます。

1日3時間 × 月20日 × 12か月= 稼働時間720時間

 

年収20,000,000 ÷ 稼働720時間 = 時給27,777円

かなりおおざっぱですが、社長の時給は2万7777円となります。

この時給を元に、あなたの仕事が邪魔される時間を考えるのです。

事例 時給
30分無駄な会議に参加 1万3888円
地方への視察に泊まりで1日
66万6648円

の会議は参加すべきかのか?

その視察は部下に任せられないのか?

 

もちろん部下の賃金は発生しますが、あなたの時給とは違うはずです。お金を払ってでも任せたほうが、あなたの時間が守られます。

そして、社長の時間」というのは、企業が大きくなるために重要な「生産的で価値ある時間」なのです

この社長の時間に対する意識をまず持つことが重要だと、この本では紹介しています。

社長が生産的な労働時間を守る方法

社長の時間には価値があるといいましたが、そうはいってもクライアントとのトラブルがあったり、部下から質問や相談がたくさん来ますよね。

著者は、そうした問題も減らすことができるといっています。

どうやるのでしょうか?

  1. 電話には出ない
  2. スケジュールは早く決めて決して変えない

1 電話には出ない

1つ目は、電話に出ないことです。
そうすると以下のようなことが得られるといいます。

メリット

 

仕事を中断されない
他人の重要性に振り回されない

強引な考えのように思えますが、時間を置いたうえで、相手に「なぜ電話してきたのか?」を問いただすと、たいてい問題は解決しているか、解決方法が見いだせていることがほとんどだといいます。

つまり、「なぜ電話してきたか」を聴くことで、相手が電話の必要性が本当はなかったことに気づくのです。

これを繰り返すことで、無用な電話自体を減らすことにもなります

さらなるメリット

 

電話相手の解決能力が上がる
電話相手の無用な電話が減る
・簡単につながれないことで、あなたの価値が「貴重なもの」と周りに認識される

ちなみに著者はスマホを持っていないそうです。
実際、待てないほど急を要する問題はほぼないといいます。

Aoの一言メモ
メールについても同様ですね。コミュニケーション・ツールについて、非常に面白い内容が書かれていますので、ぜひ読んでみてください。レスポンスの良さで定評のある私としては、いささか痛い部分を疲れた気がしましたが、非常に参考になりました。

Ao

2 スケジュールは早く決めて決して変えない

2つ目は、スケジュールです。

社長というのもは、実に予定外のスケジュールに振り回されるものではないでしょうか。
しかし、著者はそれを完全にやめろといっています。

ポイントは以下の2つです。

  1. 自分の予定は人の予定によって変えない
  2. 予定はすべて早めに埋めておき、必ず実行する

ここでいう予定ですが、一般的な「今後の予定」だけでなくルーティンも含まれます。

ルーティンとは「毎日朝1時間は、執筆する」「昼の1時間は会食する」などの決め事です。

このルーティンに、始めに説明した「基準によって選択された重要なスケジュール」をプラスしていき、空き時間がないほどスケジュールを埋めておきます。

そして、一度決めたスケジュールは、他人の事情で変更しないということです。

これを実行するメリットは

 

必ずやるべきことが実行できる
無駄な時間を浪費しない
あなたの時間の価値が高まる
部下やクライアントは、あなたに頼る前に自分で解決するように育つ

ここまで見てきたように、かなり強引ですが、実行できればこれまで振り回されてきた、どうしようもないと思っていたことに変革をもたらせることが想像できたのではないでしょうか。

あとは本気で社長が実行できるかどうかのみです。

しかし、実際に著者が指導してきた企業のトップはこれを実行し、数十億、数百億、なかには数千億企業になっているのです。

この先も日々の業務に追われ、クライアントや部下に振り回され、プライベートをつぶしてひたすら働いても、ある程度の企業として生き残っていくのか。それとも、これを実行し、さらなる飛躍を目指すのかは、ぜひ『屁理屈無し 社長のための時間の使い方』を読んで決めてみてはいかがでしょうか?

今回ご紹介した本の購入はこちらから

屁理屈無し 社長のための時間の使い方

この本を読むと変化への勇気が後押しされる

今回、この本を紹介しようと思ったのは、自分がなかなか痛いところを突かれたからと同時に、あり得るなと思ったからです。

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というのも、私はフリーランスのライターとして始めは、たくさんの仕事を受けていました。相場より安くても未経験者として仕方ないと思っていたからです。

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しかし、このままでは忙しいだけで収益を上げていくのが難しいと考え、ある時点で相場より安い仕事が来たら交渉し、交渉しても上がらない場合は断るということを始めたのです。

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伝手もコネもないフリーランスの人間が、あちらから来た仕事を断ることは勇気のいることでした。

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実際、仕事数は減りましたが単価があがったため、少ない仕事でこれまで以上の収益を上げられるようになりました

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さらに仕事を選ぶことで、よりいい仕事ばかりが舞い込んでくるようになったのです。

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これは自分の価値を上げるということに成功したといえるでしょう。

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何かを大きく変えるには、勇気が必要です。

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この本を読むと、不思議と決断できる勇気が得られます

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今よりもっと安定した企業に成長させた経営者の方は、ぜひ一度『屁理屈無し 社長のための時間の使い方』を読んでみてはいかがでしょうか?

Ao

屁理屈無し 社長のための時間の使い方

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【目次】
Part1 時こそ金
Chapter1 時間をお金に換える法
 大事なのは生産的な時間である
Chapter2 タイム・バンパイア
 奴らの心臓に杭を打つ方法
Chapter3 時間防衛戦術
 生産性を下げるものを金輪際排除する方法

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Part2 規律と自己鍛錬
Chapter4 最強の規律
 あなたを信じられないほどの成功に導くもの
Chapter5 魔法の力

誰にも止められない勢いを生み出す

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Part3 時間と情報の管理
Chapter6 時間管理
 本当に利用する価値のある10のテクニック
Chapter7 時間を豊かさに変える
 お金とは「富」の一部に過ぎない
Chapter8 情報の雪崩
 自分に必要な情報だけを手に入れる方法

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Part4 人を動かす
Chapter9 自分をクビにする
 もっとお金を稼ぎ、もっと楽しむ道
Chapter10 交友関係
 建設的で生産的な関係づくり
Chapter11 専門家の力
 時間を手に入れるための投資

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Part5 心のコントロール
Chapter12 心理ゲーム
 最高の生産性を上げるために
Chapter13 時間に関する最後の考察
 1年たっても有意義な進歩が見られない理由