ブランディングの教科書: ブランド戦略の理論と実践がこれ一冊でわかる要約・感想レビュー

ブランディングとは商品やサービスに感情を伴わせるもの

ブランディングを感覚的なものと考える人が多いですが、現代ブランディングで成功を収めている企業や商品は、しっかりとした戦略的ブランディングを行っています。

『ブランディングの教科書』は、そんなブランディング理論を分かりやすく説明した本です。

この本を読むと分かること

  • ブランド(アイデンティティ)、ブランディング、ブランドエクイティなどの用語や意味が深く理解ができる
  • ブランディングを自社の戦術として統一させ、社内全体、社外へ浸透させていく方法が分かる

この本のよいところ

  • 日本市場におけるブランディングについて、日本の事例での理解が深まる
  • ブランドと会社のゴールを設定することで実践的な利益の向上ができることを理論的に解説しているので納得性が高い

著者はマーケティング戦略のプロ8人

著者は羽田康祐 氏。広告会社でストラテジックプランニング部門戦略 ディレクター。 日本マーケティング協会認定マーケティングマスター。

さらに、7人のストラテジックプランニングプランナーが共著している。

ブランディングとは

ブランディングを理解するために、まずはブランドとは何かを確認しましょう。この本では、ブランドを以下のように説明しています。

ブランド とは?: ブランド とは、 生活者から見た独自の役割を築き、 感情移入が伴ったモノや サービスのこと

では、ブランディングとはなんなのでしょう。『ブランディングの教科書』では以下のように解説されています。

ブランディング とは「 できるだけ 多くの人に」「できるだけ際立った」独自性と感情移入を促していく取り組み

つまり、ブランディングに成功すると、

自社の商品やサービスが、ユーザーの生活になくてならないもの、好きなものとしての地位を勝ち取ることができ、ずっと購入してもらえる

といえるでしょう。

ブランディングとは

ブランディングんの10個の戦略メリットはこんなにある!

  • 知名度向上と販売拡大
  • 価格プレミアム
  • リピート率の向上
  • ビジネス機会の拡大
  • アライアンス機会の拡大
  • 仕入れコストの削減
  • 宣伝コストの削減
  • 人材採用力の向上
  • 働く誇りの向上
  • 資金調達コストの削減

ブランドマネジメント戦略については以下の記事でも詳しい事例で解説しています。併せて参考にしてください。

エッセンシャル戦略的ブランド・マネジメント|デジタル時代に勝つ企業になる方法

社会の機運を理解しチャンスを生み出す

では、ブランディングを実践するには何が必要なのでしょう?

『ブランディングの教科書』では、社会の機運を理解して、ビジネスチャンスを生み出すことが、ブランディングには必要だといっています。

具体的には、分析の方法と手順 と、潜在的な世の中の変化を見抜く方法が解説されています。

下記はそのために著者が提案する『3C分析のフレームワーク』です。

ブランディング3C分析のフレームワーク

「3C分析」 は、シンプルでもっとも有効な分析方法です。本のなかでは、上記の表をベースにより詳しく手順を解説しています。

ブランドを考える際の要素として、以下についても詳しい内容が説明されているので、実際に自社でブランディングを策定し、社内外へ浸透させていく際のガイドとなりますよ。

  • マネジメント
  • ターゲット設定
  • ブランドデザイン など

D2C時代ブランディングが勝利のカギ

D2C(Direct to Customer)の時代が到来し、ブランディングに成功したい企業は大きな利益をあげ、一気に人気ブランドへと成長するチャンスがあります。
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そのためにまずは、
ブランドとは何か。
ブランディングとは何か。
自社のブランドアイデンティティをどう設定すべきか。
どうそれを世の中へ広げていけばいいのか
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といったことを理解し、実践していく戦術がかかせません。

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この本を読むと、説得力のあるブランディング理論を深く理解をすることができます。
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ブランディングについて知りたい方は、まずは『ブランディングの教科書: ブランド戦略の理論と実践がこれ一冊でわかる』を読んでみてはいかがでしょうか?

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