ミレニアル世代とは|特徴から分かるマーケティングのポイントを解説

「ミレニアル世代」は、今後のマーケティングを考えるうえで絶対知っておくべき要素です。この記事では、ミレニアル世代とは何か。定義や語源、特徴、マーケティングのポイント、おすすめの本などをご紹介します。

Ao紹介者:AO 現在年商300憶にまで成長したIT起業の年商3億から10億へ拡大フェーズにマーケティング部でさまざまなコンテンツ開拓に携わる。現在はフリーライターとして、映画・ドラマ、企業や公的機関の映像シナリオ制作、幅広い業界の大手企業のオウンドメディアのコピーや記事制作にかかわっている。

ミレニアル世代とは

「ミレニアル世代」とはアメリカで生まれたマーケティング用語で、「1980~1995年に生まれた人」を指しました。しかし日本のマーケティングでは「2000年以降に成人した世代の人」という意味でつかわれることが多くあります。

これは「ミレニアル」の語源が「千年紀の」という意味であることから、西暦の区切りである「2000年年以降に生まれた人」が一般的に使用されるようになったのではないかと考えられます。

ミレニアル世代が今後のビジネスに欠かせない理由

  • マーケティングで重要なターゲットであること
  • これまでの世代(特にZ世代)と変わった特徴があること
  • ミレニアル世代の理解が今後のビジネスに大きく影響すること

上記のような理由からミレニアル世代を知ることが重要だとされています。

ミレニアル世代の特徴

1、ミレニアル世代の人口比率

労働人口のおよそ4分の1

2、日本のミレニアル世代のバックグラウンドと特徴

ミレニアル世代はどんな世代なのかを簡単に確認しましょう。

【ミレニアル世代のバックグラウンド】

  • 不景気が平常である
  • 離婚や転職などライフステージの変化耐性がある
  • モノより体験や共有を求める
  • フォロワー数で価値が決まる

それぞれ解説します。

ITに慣れ親しんでいる

ミレニアル世代は、生まれたときからIT環境がある世代です。不明なときはネットで調べたり、SNSで質問することが当たり前の世代といえます。

また、ネットで豊富な情報を得られることから、知識が広く、専門分野や世界各国の情報など、興味があることに対する知識があるのが特徴です。

不景気が平常である

・長く続いた不景気のなかで生まれ、成人し、社会人になってからも長い不景気が続いています。このため一部には安定職業を求める傾向もありますが、一方でIT長者(YouTuberやベンチャー社長など)に憧れる傾向もあります。

離婚や転職などライフステージの変化耐性がある

ミレニアル世代は、片親や転職といった過去にネガティブであった事項が当たり前になっています。このため、ライフステージの変化に対し、それほど保守的でない人も多いでしょう。

モノより体験や共有を求める

かつて良いモノを所有することがステータスであった時代は終わり、ミレニアル世代は物欲がなく、それよりも良い体験をして、それをシェアすることが重要視されている世代です。

フォロワー数で価値が決まる

ミレニアル世代の大きな特徴は、SNSのフォロワー数が自分のステータスになるという点です。SNSのフォロワー数が多ければ就職が決まったり、尊敬されたりするという過去にはにない特徴があります。

特徴から見るマーケティングのポイント

ミレニアル世代へのマーケティングで重要なポイント2つを抑えていきましょう。

1、シェアしたくなる商品・サービス

「これ見て!すごくない?」「超楽しかった」という体験を共有したくさせる商品やサービスを考えることが重要。「映え」ももちろんですが、実際に体験してガッカリさせないことも必要です。

また、ただ提供するだけでなく、そこからさらに、ユーザーがその商品やサービスを体現してシェアできるようにすると拡散し、加速度に認知を得ることができます。

事例
・自分でアレンジも入れて作るお菓子の家キッドを発売する
・真似しやすいダンスやスマホに収まる振付けを作る など

★ここに注目!マーケティング
シェアの力は絶大です。インフルエンサーに宣伝を依頼する企業が多いですが、実は一番利用や購入に直結するのは「身近な人の口コミ」です。体験者の画像や映像つきの投稿ほど説得力のあるものはありません。ただし、逆に不評も広まりやすいので注意が必要です。

2、「コスパがいい」と思わせる商品・サービス

長く不景気が続き、当たり前になっている中、成長してきたミレニアル世代は「お得」と感じることに価値を感じます

ただ安ければお得なわけではありません。「こんないいものを、この価格で得られた」という満足感が重要なのです。

「映える」だけでなく、「映えるうえに、本当に美味しかった」「体験してみて本当に人にすすめたくなった」など、本質からよかったと思わせることが重要です。

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ミレニアル世代の次はZ世代

現在のマーケティングはミレニアル世代を中心に動いていますが、まもなくZ世代の時代がやってきます。そこで未来のZ世代がどんななのか、簡単に触れておきます。

Z世代とは

世代とは、アメリカのマーケティング界では1990年~2010年代生まれの人のことを指しますが、日本では25歳以下のターゲットを指している場合が多くあります。

つまりティーンネイジから20代前半までの層ということですね。

これらの世代は、ファッションや音楽など多くの情報を得ることに敏感で、受験やアルバイト、就職活動(第二新卒含む)といったことが人生のメインイベントになる人が多くります。

ミレニアル世代にかなり近いですが、プラス以下の特徴があるといわれています。

マスメディア離れしている

TVや新聞よりTikTokやYouTube、SNSを見ている時間が長い傾向があります。

社会問題を自分ごとと捉えている

日本各地でおおきな震災があったり、SDGsを意識する教育があったりするなかで、社会問題を自分ゴトとしてとらえる傾向があり、社会貢献している企業、していない企業に対する意識が高い特徴があります。

今後のマーケティングに欠かせないミレニアル世代の理解

最近、高額でも「買ってよかった」と思える買い物を求めている。そして、よいモノを見付けたら人に伝えたいと感じている人は多いのではないでしょうか。

そして、実際に「見た目が良くて買ったら、味も最高だった」「おしゃれだから入ったら、サービスも最高だった」という体験をされている人も多いことでしょう。

まとめると、現在のマーケティングでは、納得感の上に驚きや感動がある商品やサービスが好まれ、シェアによって人気になっていきます。

ただし、その人気は一過性であることが多く、人気の期間も短期です。つまり、ただ1度いいものを出せばよいという時代ではないのです。

では、どうすれば継続的な収益を得られるのかというと、「ファンを付ける」ことです。さらに、コアファンを育だて一緒に成長していくことが必要な時代といえるでしょう。

さらに、その先は社会に対しどんな役割を担っていて、貢献できるているかもポイントになっていきます。

つまり、「応援したい企業になる」ことが求められているのです。

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ミレニアル世代の理解におすすめの本

ミレニアル世代を理解したいという方は、ぜひ「若者わからん! – 「ミレニアル世代」はこう動かせ」をおすすめします。


若者わからん! – 「ミレニアル世代」はこう動かせ – (ワニブックスPLUS新書)
 

この本は、若者世代の研究者である著者が、くすっと笑える面白い話を交えて、ミレニアル世代の特徴を分かりやすく解説している本です。

「イマドキの若者」はどんな風に感じて、どんなことを考えているのかを理解でき、どう接していくのがよいのかのヒントにもなります。「年上から見た若者」という側面はやや気になりますが、その理解のうえで、相手の気持ちになっていろいろ考えるには参考になると思います。

 

個人的には「イマドキ思考はよいな」と感じています。「見た目がよくて、食べたり体験したりしてもよい!」なんて最高ですし、「いいものだから人に教えたい」というのもいいことですよね。

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「争いを避けたい」「そこそこ満足したい」社会は、人と共生するのによいなと思います。

さらにZ世代のように社会問題を自分ゴトとして考えられる社会になるのはよいと感じています。

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この記事を最後まで読んでくださりありがとうございます。みなさんは、どんなことを感じたでしょうか?どの世代も相互的に影響し合って、もっといい社会を作っていけるといいですよね。

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気になる方は以下からダウンロードしてみてくださいね。

本以外にも、いろいろなコンテンツがあります。

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この記事のまとめ

「ミレニアル世代」とはアメリカで生まれたマーケティング用語で、「1980~1995年に生まれた人」「2000年以降に成人した世代の人」という意味でつかわれることが多くあります。

ミレニアル世代の特徴は?

  • 不景気が平常である
  • ライフステージの変化耐性がある
  • モノより体験や共有を求める
  • フォロワー数で価値が決まる

この特徴から分かるマーケティングのポイントは「特徴から見るマーケティングのポイント」でご紹介しています。

Z世代とは?

アメリカのマーケティング界では1990年~2010年代生まれの人のことを指しますが、日本では25歳以下のターゲットを指している場合が多くあります。

特徴について詳しくは「ミレニアル世代の次はZ世代」でご紹介しています。

ミレニアル世代の理解におすすめの本は?


若者わからん! – 「ミレニアル世代」はこう動かせ – (ワニブックスPLUS新書)
 

この記事はミレニアル世代とは何か、マーケティングのポイントをご紹介しています。ぜひ参考にしてください。