『いちばん大切なのに誰も教えてくれない段取りの教科書』要約まとめ

段取りで仕事に余裕を生み出そう

日々の仕事は雑多で、やってもやっても次から次へと新しい仕事ができ、なかなかクリアにならないものですよね。

それ、段取りで改善できるかもしれません。

今回は、仕事に余裕を生み出すいちばん大切なのに誰も教えてくれない段取りの教科書』という本を紹介します

年商10億から300億へと成長していく企業で唯一のライターとして参画。企業が成長していくダイナミズムのなかで未知の仕事をどんどん任された筆者が、経験のなかで大事だと感じた段取りのポイントを紹介します。

<こんな人におすすめ!>
常に仕事に追われていて定時に帰れない人
複数の仕事や人との関わりで余裕がない人
集中できる時間を増やしたい人

クリエイティブな仕事の段取りが分かる本

この本にはクリエイティブディレクターである著者が、仕事に段取りをすることで、よい企画やアイディアを考えられる時間を作っている方法が説明されています。

この本で得られる知識

・クリエイティブな仕事の上手な段取りが分かる
・仕事に時間を付ける方法が分かる
・クリエイティブな仕事で成功するためのポイントが分かる

くまモンの仕掛人が書いた本

著者は水野学。くまモンやOisixなどを世間に知らしめたクリエイティブディレクター。多くの企業や地方自治体と組み、これまでになかった発想でプロジェクトやイベント後も続いていく文化を生み出すスペシャリスト

<こんな人は読むべき>
すべてのビジネスパーソン
クリエイティブな仕事の人
企画・営業にかかわる人

段取りの教科書からいいトコをピックアップ

『いちばん大切なのに誰も教えてくれない段取りの教科書』は、クリエイティブディレクターの仕事内容に沿って書かれていますが、すべてのビジネスパーソンのためになる内容も多く含まれています。

そこで今回はこの本を読んだ私の解釈で、以下の2つに軸を絞って概要をご紹介しようと思います。

上手な仕事の段取りについて
クリエイティブな発想の出し方について

上手な仕事の段取りについて

まず始めに、段取りについてこの本で紹介されている内容を見ていきましょう。

「ルーティン」が余裕を生み、仕事の質も上がる

仕事を分類し、パターンが決まっているものはルーティン化することが、仕事に余裕を生むために必要だと著者はいいます。

ルーティン化思考が身に付けば、仕事に余裕を持てる段取りが組めるようになるのです。

クリエイティブディレクターである著者は、ルーティン化する分類を以下のように分けています。

クリエイティブ視点の分類
・同業の少人数に人たちと進めていくプロジェクト
・異業種の大勢の人たちと進めていくプロジェクト
・イベント関連のスケジュールが厳しいプロジェクト
・イレギュラーで長年やっているプロジェクト

ここに私の視点で、多くの職種に共通する仕事内容を仕分けると、以下のようなものがあると考えます。

一般的な仕事の分類
・仕事には種類がある
・メールチェックや書類の処理
・集中するべきもの
・他人の影響による仕事

ルーティン化する際のポイントは「パターンの数を極力絞る」ことです。
「型」を決めることで仕事の質とスピードが上がり、選択肢が減るとストレスも減るでしょう。

すべての仕事に「時間」というメモリを付ける

仕事に余裕を生む段取りの方法で重要なことは、全てのタスクに時間を決めることだと著者はいっています。だらだらと終わらない仕事をしている人は、仕事に時間を決まっていないのです。

1年のゴールはいつまでか?」「このプロジェクトはいつまでか?」「そのために今週することは?」「今日の1日の時間の使い方は?」と考えていくと、無駄な時間を省けそうですね。

「いいものをつくる」より「時間を守る」ほうが大事

著者は、スケジュールを守ることが、よい仕事をこなしていくために必須だといっています。

時間を守る仕事は信頼されます。信頼されれば、次の仕事にもつながるでしょう。だからこそ「時間を守ることを軸に、そのなかでいいものをつくる」という思考の持ち方が重要なのですね。

クリエイティブな発想の出し方について

著者がクリエイティブディレクターであることから、本にはクリエイティブなものを生み出す人の段取りについて詳しく紹介されています。

ここからは、企画やアイディア出しに役立つと思った本の内容をピックアップしてご紹介します。

すごいことをしてやろうと思うと力が分散する

筆者はアイディアで勝負し成功を収めている人物ですが、「すごいことをしてやろうと思うな」といっています。

ルーティンをひとつひとつこなしていき、そこで生まれた余裕によって仕事の質は高められるというのです。

アイディアは時間に追われているだけでは出てきません。まずはアイディアを出せる余裕を生み出すルーティン化が必要ということですね。

アイディアは「広げる」と「絞る」の2段階

企画やアイディアを限られた時間のなかで出すことは難しいですよね。
著者は、以下の方法でアイディアを効率よく出せるようにしているといいます。

1、目的地を決めるために、まずはアイディアを「広げる」

2、到着地点を決めるために、アイディアを「絞る」

私の意見になりますが、「広げる」「絞る」という文字を見て、『ファシリテーションの教科書』の内容を思い出しました。この本は実りある会議の進行方法を紹介した本でしたが、1つの企画を考えるのにも共通の役立つ情報が紹介されています

そこでも「目的地」と「到達点」を決め、そこに向かうために「広げる」「絞る」などのポイントがより具体的に紹介されています。段取りを考えるためにも非常に分かりやすく役立つ本なので、よかったら下記の本も参考にしてみてください。

ファシリテーションの教科書を紹介した記事も併せてご覧ください。

ゴールをビジュアルで共有しよう

アイディアや企画は一人で悩むなと著者はいいます。誰かと対話しているときのほうがアイディアが飛躍し、よりよいモノが出てくるという経験はみなさんにもあるのではないでしょうか?

また、この本ではアイディアを共有する際には、画像を使うことをすすめています画像だと、言葉で説明するより多くのことを効率的に多く伝えることができるというのです。

まずは完成形のイメージの画像を共有することで、同じゴールを目指して進めるといいます。

プロジェクトが終わった後も続くアイディアを考えよう

さらに、ゴールはプロジェクトのその先まで想像することが大事だといいます。

今自分が行ったプロジェクトが100年後どうなっているかを考えることで、長く影響力のあるプロジェクの発想が出せると著者は語っています。

実際に、くまモンのような全国に広がりを見せたアイディアを出した著者ならではの考えかたですよね。

いちばん大切なのに誰も教えてくれない段取りの教科書(水野学 著)

紹介しきれなかった段取りがまだまだあります!

今回は、「仕事の段取り」と「クリエイティブ」の2視点に分けて内容を紹介したため、この本の内容をかなりかいつまんでご紹介しました。

 

そのため、まだまだご紹介できなかった段取りのポイントやクリエイティブに役立つ情報が多くあります

 

「仕事に上手く段取りを付けたい」「時間に追われずクリエイティブな仕事をしたい」という人は、ぜひご自身で『いちばん大切なのに誰も教えてくれない段取りの教科書』を読んでみてはいかがでしょうか?

 

今回ご紹介した本はこちらから購入できます